不正けし誤って栽培 関東など1都18県に流通

東京都は26日、麻薬および向精神薬取締法で栽培などが禁止されている「不正けし(ハカマオニゲシ)」が福島県内の園芸業者で栽培され、2349鉢分が関東や近畿地方など1都18県に出回ったと発表した。都は、都内の販売店に店頭告知を要請し、関係自治体に情報提供するなどして、広く回収を呼びかけている。アジアチップ
 都によると、発見された「不正けし」は、福島県南相馬市内の園芸業者が海外から鑑賞用のケシとして仕入れ、誤って栽培。観賞用のケシの一種「オリエンタルポピー」として販売業者が2744鉢を購入し、1都18県のホームセンター計94店舗で販売したという。日本チップ

 今月18日に「ハカマオニゲシと思われる植物が生育している」との情報提供があり、都の担当者が調査したところ、東京都東大和市で、不正ケシ2株を発見し、流通経路を調べていた。 ロレックス