AC「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」

株式会社バンダイナムコゲームスは、全国ネットワークバトルロイヤル「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」の稼動を、全国のアミューズメント施設を中心に5月25日から開始する。

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 本作はネットワークに繋がった筐体を用いて、4人での全国通信対戦を行ない、勝者2名だけが勝ち残るバトルロイヤルアクション。勝ち残ったプレーヤーは追加クレジットの投入なく、プレイが継続できる。ドラゴンボールを題材にしており、プレーヤーは孫悟空やクリリンなどお馴染みのキャラクター10名から1人を選択してゲームをプレイする。また、力量の近いプレーヤーがマッチングされるレベルマッチング機能を搭載し、毎試合緊張感のあるバトルが楽しめる。

 さっそく、これまでの常識を覆すバナパスポートカード対応タイトル第1弾としても注目を集める本作について紹介していきたい。

■ 参加人数が違っても同じ条件でプレイできるように作られたゲームモード!キャラクターを個性的にカスタマイズできるカスタムシステム!

 4人での通信対戦を行なう本作には、1人でも、2人でも、4人でも楽しめるよう工夫されたゲームモードが搭載されている。また、キャラクターの服装、エンブレムなどを設定できるカスタムシステムも搭載している。ここでは対戦開始までの流れを紹介していく。なお、バナパスポートカード(詳細は後述)などを使用する場合は、クレジット投入前、もしくは投入後すぐにカードなどをカードリーダーにかざせばOKだ。

 ・参加人数に応じてマッチングする相手が変化するため、1人でも2人でも同じ条件で楽しめる!

 クレジットを投入した後は、プレイ人数と全国対戦orCPU戦を選択する。プレイ人数は、「1人で」、「友達2人で」、「友達4人で」の3つ。「1人で」は、1人で全国通信対戦orCPU戦をするモード。このモードで全国対戦を遊ぶ場合、マッチングされるのは全て「1人で」を選んだ相手となる。2人で参加している相手と当たることはないので安心して遊ぶことができる。「友達2人で」全国対戦を行なう場合、マッチングされるのは「友達2人で」を選んで対戦に臨む2名となる。この場合、同店舗内でマッチングされることはなく、2on2での全国通信対戦が楽しめる。「友達4人で」は店内対戦専用のモードとなる。

 「1人で」では3人とも敵だが、「友達2人で」の場合の敵は2人。モードによって戦術は大きく変化する。勝率を上げたければ、1人用、2人用で使うキャラクターを変えることも重要になってくるだろう。

 レベルマッチング機能搭載と謳っているだけあって、力量の近い相手がマッチングされるようになっている。勝率などに応じて決まるようだ。ちなみにゲーム終了後には「戦闘力」というポイントが得られるが、これは一切マッチングには関係がなく、新規称号獲得などに関与しているとのこと。

 ・ドラゴンボールの10名のキャラクターから1名を選択。今後実施されるバージョンアップでは新キャラクター追加も!

 次に選択するのがキャラクター。「孫悟空」、「クリリン」、「べジータ」、「フリーザ」、「ピッコロ」、「人造人間16号」、「人造人間18号」、「トランクス」、「セル」、「ナッパ」の10名から1人を選択する。キャラクターについては後ほど紹介するが、バランスが良く、初心者でも扱いやすい「孫悟空」、「べジータ」には“オススメ”と記載されている。なお、選べるキャラクターはバージョンアップで順次追加される。どのキャラクターが追加されるのだろうか。

 詳しくは後述するが、キャラクター選択時にはターゲット選択方式として「ノーマル」、「エキスパート」が選択できる。

 ・手に入れたアイテムでキャラクターをカスタマイズ!

 カード使用時にはカスタムが選択できる。カスタムでは、「コスチューム」、「アクセサリー」、「称号」、「エンブレム」、「コメント」、「アピール」の項目が存在する。「コスチューム」などは特定の条件を満たすことで増えていくそうだ。

 カスタムで設定できる時間は30秒と短めで、急がないと全項目の設定は難しいが、一度設定した項目は保存されるので、間に合わなかった場合には次回のプレイで残りの箇所をカスタムするといいだろう。

 ここまで終えればマッチング画面になり、マッチングが完了すれば対戦スタートとなる。

■ 4人の内2人だけが勝ち残るバトルロイヤル!勝敗のルールや画面の見方を紹介!

 「生存率2/4!!力と知恵で勝ち残れ」というキャッチコピーの通り、4人の内、勝ち残れるのは上位2名だけ。勝ち残ったプレーヤーは追加クレジット投入なしで続けてプレイできる(最大で3バトル目まで)。詳しい勝敗のルールや画面の見方を紹介していこう。

 ・キャラクター以外でも画面に表示される情報は多い。各表示の意味を理解して、状況判断し、適切に行動しよう!

自分のステータス(上が体力、下が気力ゲージ)
誰がターゲットになっているかを示す矢印
自分がターゲットしている相手につくマーカー
残り時間表示
対戦相手のステータス

 体力ゲージがなくなった場合、1度だけ仙豆(キャラクターアイコンのすぐ右に表示)を消費して体力最大で復活できる。仙豆で復活後にやられた場合は戦闘不能となり、戦線離脱となってしまう。

 戦闘不能になっても復活できるチャンスはある。他のプレーヤーが戦闘不能になったプレーヤーの側でスタートボタンを押すと体力を分け与えて、復活させることができるのだ。これは「1人で」で参加した場合はまず期待できないが、「2人で」で参加した場合は期待できる。だが、1対1ならともかく、1対2の構図になっている場合、相手チームは復活を妨害するように行動することが簡単に予想できる。無理に復活させようとして余計なダメージを受けたくはないが、1対2の状況はかなり厳しいため、隙を見計らってなんとか相棒を復活させたい。なお、分け与える体力はスタートボタンを押し続ける時間に応じる。

 ゲームはタイムアップか2名が戦闘不能になった時点で終了となる。タイムアップ時は上位2名が勝ち残りとなる。勝ち残りを決める順位は残り体力で計算される。この場合の体力の計算には仙豆(体力ゲージ1本分)が含まれる。例えば、仙豆なしで体力100%のプレーヤーより、仙豆ありで残り体力が5%のプレーヤーの方が上の順位となるわけだ。順位は常に体力ゲージ右上に表示されているのでチェックを欠かさないようにしたい。ショルダーバッグ

 2位以上に食い込めば勝利となるので、3位にいるなら2位を狙えばいいと簡単に決められるものでもない。2位のプレーヤーと争っている所に4位のプレーヤーが攻撃を仕掛けてくれば、争っている2人が3位と4位になってしまうこともあるし、1位を放っておいていいとも言い切れない。残りの時間や体力、敵との距離や位置関係など、状況に応じて狙う相手を変えていくことが求められる。順位や体力は常に表示されるので、チェックを怠らないようにしたい。

 体力の下には気力ゲージが表示される。気力ゲージは気弾や必殺技に必要なゲージで、MAXになるとゲージ右にある数字が+1されていく。ゲージは自然に回復するので、使い切ってしまったら回復を待ったり、気力ゲージを必要としない打撃を中心に組み立てるといいだろう。

 体力や順位は重要だが、ターゲットの状況把握も欠かせない。本作ではプレーヤーは3人のいずれか1人をターゲットし、基本的に攻撃行動はターゲットに向かうように放たれる。現在のターゲットにはマーカーがつき、さらに画面右下の相手プレーヤー情報では、その相手のキャラクターアイコンが大きくなる。相手プレーヤーから出ている矢印は、相手プレーヤーのターゲットを示している。上の画面は、全員がこちらをターゲットしていることを示している。ターゲットの矢印は相手が正面にいなくても表示されるので、1つでも矢印が自分に向かっていたら、警戒を密にすべきだ。ただし、わざとターゲットせずに攻撃直前にターゲットを切り替えるということもできるので、なるべく相手プレーヤー全員を視界に入れるようにして、矢印と相手の行動を見ながら対処するように立ち回りたい。

 ・複雑なコマンド入力は一切ないが、レバー+5つのボタンを操作する必要がある。いざという場面で操作ミスの無いよう十分に練習しよう!

 操作は、1レバー+5ボタン(+スタートボタン)で行なう。複雑なコマンド入力は存在しないが、ボタンの数は5つと多く、同時入力での操作も多いため、場面に応じた正しい行動をミスなく出せるようになっておきたい。なお、スタートボタンではアピールができるだけなので、無理に使うことはない。

 レバーを倒すと、倒した方向にキャラクターが移動する。ターゲットしている場合はターゲットを軸に、ターゲットしていなければ自由に移動できる。また、同方向に素早く2回入力すると短い距離ながらステップできる。ただし、ステップ後には硬直時間があり、連続使用はできない。ここぞという場面での回避手段として利用したい。

 気弾ボタンは気力ゲージを少量消費して、キャラクター固有の性能を持つ気弾を発射する。基本的に与えられるダメージは小さく、大抵のキャラクターは連打することで気弾を連射できる。

 打撃ボタンではターゲットに向かって打撃攻撃を繰り出す。多少距離が離れていても追尾してくれ、発動には気力ゲージを必要としない。連続入力することで連続攻撃となる。

 ジャンプボタンを押すと、空に浮かび上がる。その後、レバーを操作すれば、入力方向に浮遊した状態で移動できる。空中から地上に降りたい場合には、レバーニュートラルにすればいい。2回連続で入力すれば「ホーミングダッシュ」となり、一気に間合いを詰めることが可能。

 ターゲット切り替えボタンを押すと攻撃対象となるターゲットを切り替えることができる。距離など状況に関わらず、押すたびに別のターゲットへと切り替わる。長押しすれば、ターゲット無しの状態にすることも可能。自由に移動したい場合に重宝する。ターゲット選択方式に「ノーマル」を選んでいると攻撃を受けた場合に、その攻撃を仕掛けてきた相手へとターゲットが自動で切り替わる。「エキスパート」の場合は完全にマニュアルでのターゲット操作となる。

 ガードボタンは押している間、打撃を防いだり、ダメージを軽減できる重要な防御手段。ホーミング性能が高かったり、速度の速い必殺技などは回避が難しいのできっちりガードしてダメージを抑えたい。ガード中にレバーを入力することでゆっくりと移動することが可能だが、ガードしながらの移動中は気力ゲージが回復しないというデメリットがある。ボタン配置を見てもらうとわかってもらえると思うが、ターゲット切り替えボタンとガードボタンは押し間違いやすいので注意してもらいたい。

 次にボタン同時押しでのアクションについて紹介したい。

必殺技 (レバー+)気弾+打撃+ジャンプ

 必殺技は強力な分、発動にはたくさんの気力が必要となる。多くの必殺技は威力が高い分、隙も大きいので、状況を見極めて使うことが肝心だ。中には、長押ししてタメることで性能が向上するものも存在する。レバー入力の必要な必殺技の場合、レバーニュートラルの必殺技が出ないようにレバーを先に倒してからボタンを入力すると間違いがない。また、タメ中にターゲットチェンジが可能なものは、発動直前にターゲットを変更すると油断している相手に決まりやすい。

投げ飛ばし/羽交い絞め 打撃+ガード

 打撃+ガードは、対象の正面から出した場合は他の相手に向かって対象を投げ飛ばす「投げ飛ばし」に、対象の背後から出した場合は対象を一定時間無防備にして自分には攻撃が当たらない「羽交い絞め」になる。効果範囲は短いため、十分に接近してから出すようにしたい。

気爆破 気弾+打撃+ジャンプ+ガード

 周囲の敵を一気に吹き飛ばす気爆破は敵に囲まれた場合だけでなく、吹き飛ばされた場合の追撃回避としても使用できる便利な技。ただし、使用回数は限定されているため、ここぞという場面でのみ使うようにしたい。

マルチカウンター ターゲット切り替え+ガード

 複数の敵からの打撃攻撃を防ぎ、まとめてはじき飛ばすカウンター攻撃。同時に打撃攻撃されないと発動しないが、成功時に与えられるダメージはかなり大きい。

 他にも打撃+ジャンプで特殊な攻撃を繰り出すこともできる。キャラクターにより、その効果は異なる。

■ 個性的な10名のキャラクター!各キャラクターの性質を把握して、有利にバトルを展開しよう!

■ 孫悟空

 公式オススメキャラの孫悟空は基本性能、必殺技など、全ての面でバランスのとれたキャラクター。通常時の気弾は連打が可能。ただし、ダッシュ中は1発しか撃つことができない。

 ・必殺技
  界王拳アタック ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  かめはめ波 気弾+打撃+ジャンプ
  元気玉 ↓+気弾+打撃+ジャンプ
  元気玉準備 ←+気弾+打撃+ジャンプ

 ・界王拳アタック
 弧を描いてターゲットに突進する技。長押ししてタメると飛距離を伸ばすことができる。また、タメ中にターゲットの変更が可能。弧を描く性質なので、状況によっては遮蔽物に隠れた状態から決められる。

 ・かめはめ波
 高威力の飛び道具。長押ししてタメるとレベルが上昇し、性能が向上する。

 ・元気玉 / 元気玉準備
 元気玉は元気玉準備を成功させることで使用できる広範囲攻撃。元気玉準備は、連続して元気玉準備を成功させることで3段階までタメることができ、レベル1はガード不能、レベル2はガードされても削りダメージが大きく、レベル3なら発動中無敵となる。ただし、準備中にダメージを受けるとその準備行動は無効となってしまう。また、同キャラクターが存在する場合、他人のタメた元気玉が使用できる。

■ クリリン

 クリリンは防御力は低めながら、攻撃だけでなく、防御的な必殺技も持っているという生き残る能力に長けたキャラクター。気弾は4発まで連射が可能でゆっくりとホーミングしながら途中で急加速して飛んでいく。

 ・必殺技
  気円斬 ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  かめはめ波 気弾+打撃+ジャンプ
  太陽拳 ↓+気弾+打撃+ジャンプ
  残像拳 ←+気弾+打撃+ジャンプ

 ・気円斬
 速度は遅めながら、障害物を貫通し、ガード不能で横方向へのホーミング性能の高い飛び道具。タメることで巨大化する。

 ・かめはめ波
 高威力の飛び道具。気円斬よりも速度が速いため、決めやすい。

 ・太陽拳
 一定時間、近距離の敵の目をくらまし、ターゲットを外す回避用の技。発動後はバックステップし、距離を取ってくれる。

 ・残像拳
 分身を出し、攻撃を散らすことのできる技。長押しすれば左右出し分けが可能。

■ ベジータ

 孫悟空と同じ公式オススメキャラ。連射・連続攻撃を得意とし、1対1では無類の強さを発揮するが、高威力な分、攻撃時間が長く、隙が大きい。また、1位の時に性能がアップしたり、特定の順位でのみ使用できる必殺技があるなど、順位による性能変化も特徴と言える。気弾は連打することで圧倒的な数を撃ち出すことが可能。ダッシュ中は3発を同時に撃ち出す。

 ・必殺技
  気功波 ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  超連続エネルギー弾 気弾+打撃+ジャンプ
  ギャリック砲 ↓+気弾+打撃+ジャンプ
  オレがNO.1だ! ←+気弾+打撃+ジャンプ

 ・気功波
 隙はあるが、消費気力が少なく、ガードされてもべジータ有利と使いやすい近距離技。打撃コンボから連続して決めることができ、一気に大ダメージを与えられる。

 ・超連続エネルギー弾
ホーミング性能のある飛び道具。射程距離はそれほど長くないので、射程に注意して使いたい。

 ・ギャリック砲
 超連続エネルギー弾よりも射程距離の長い飛び道具タイプの必殺技。地上で発動すると空中に飛び上がって撃つため、回避しながら攻撃するという使い方もある。 ハンドバッグ

 ・オレがNO.1だ!
 一定時間能力をアップする技で、2位以下でのみ発動可能。効果終了時に1位だと気力が10の状態になるというメリットも。

■ フリーザ

 遠距離攻撃を得意とするスナイパータイプ。防御面、格闘能力に多少不安があるため、圧倒的な射程を活かし、なるべく離れて戦うようにしたい。気弾は連打が効かないものの、射程が∞なので、距離を気にせず使っていける。

 ・必殺技
  デスビーム ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  デスボール 気弾+打撃+ジャンプ
  超能力 ↓+気弾+打撃+ジャンプ

 ・デスビーム
 射程∞の速射ビームでヒットさせると大ダメージを与えられる。ボタンを離すまで発射されず、押している間はレバーで照準をコントロールできる。

 ・デスボール
 巨大な爆炎を発生させる広範囲攻撃。複数人が固まっている状況があれば積極的に狙っていきたい。ただし、爆炎に触れると自分もダメージを受けてしまう点には注意。

 ・超能力
 敵を遠方に吹き飛ばす必殺技。射程は非常に短いものの、決められれば相手との距離が取れるので、近距離戦を仕掛けてくる相手に有効。また、超能力発動時に前方に出てる紫のオーラには気弾無効効果がある。

■ ピッコロ

 障害物が透けて敵が見える、気弾が空中に残存するなど、他とは異なる特殊な性能のピッコロ。打撃+ジャンプで出せる魔の手では、離れた敵を掴み、掴み状態から打撃や気弾で追撃できる。

 ・必殺技
  魔弾強襲 ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  魔貫光殺砲 気弾+打撃+ジャンプ
  魔煙幕 ↓+気弾+打撃+ジャンプ
  魔弾回収 ←+気弾+打撃+ジャンプ

 ・魔弾強襲
 残存した気弾をターゲットへと突進させる技。当然、使用するには気弾をばら撒いておく必要がある。気弾は障害物にぶつかると消えてしまうので空中で撃つと残存させやすい。ターゲット切り替えボタン長押しでターゲット無し状態にすれば、より残存させやすくなる。

 ・魔貫光殺砲
 タメることで大幅に性能が向上する飛び道具。最大までタメると貫通属性+大ダメージとなる。ただし、タメ中にターゲットを切り替えることはできない。

 ・魔煙幕
 打撃を無効化する煙幕を展開する防御技。煙幕の中では透視能力があるピッコロのみ打撃での攻撃が可能。乱戦時には特に効果的。

 ・魔弾回収
 ばら撒いた気弾を回収し、気力ゲージを回復させる。タイムアップが近かったり、相手の体力がわずかで攻め込みたいが、気力ゲージが尽きてしまった場合などに使いたい。

■ 人造人間16号

 マウントポジションからの攻撃や自爆が特徴的な人造人間16号。打撃+ジャンプのハイパータックルが決まるとマウントポジションに入り、無防備な相手に打撃や必殺技を決めることができる。ハイパータックルは多少距離が離れていても、ハイスピードで対象を追尾してくれるので決めやすい。

 ・必殺技
  ヘルズフラッシュ ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  ヘルズインパクト 気弾+打撃+ジャンプ
  自爆発動 ↓+気弾+打撃+ジャンプ

 ・ヘルズフラッシュ
 極太のレーザーを射出する飛び道具タイプの必殺技。マウントポジションから撃つこともできる。

 ・ヘルズインパクト
 決めると気絶し、一定時間行動不能になるロケットパンチ攻撃。避けられても反対側の腕から2発目のロケットパンチを放てる。

 ・自爆発動
 カウントダウン後に自爆し、人造人間16号の体力がなくなってしまうが、周囲にいる敵にも極大ダメージを与えられる。自爆時、爆発ダメージが敵に入った後に体力が0になるため、自爆ダメージで敵を倒し、ゲーム終了となった場合、人造人間16号の順位は自爆ダメージで倒した敵より上位となる。仙豆が残っていて自分の体力が少ない場合、3位以下で残りタイム内に通常の攻撃では2位に食い込めないと判断した場合などに狙うのが良さそうだ。複数ではなく、特定の相手にさえ決めればOKという場面であれば、自爆までの残り時間がわずかの状態で羽交い絞めを狙いたい。

■ 人造人間18号

 火力はそれほど高くないものの、自分への攻撃を防げる特殊な必殺技「気力回復キッス」は非常にやっかい。扱う人のセンスが問われるキャラクターと言えるだろう。

 ・必殺技
  サディスティックアーツ ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  エネルギー砲 気弾+打撃+ジャンプ
  気円斬 ↓+気弾+打撃+ジャンプ
  気力回復キッス ←+気弾+打撃+ジャンプ

 ・サディスティックアーツ
 乱舞攻撃を決める近距離技。打撃ボタンを連打すればヒット数が上昇し、相手を気絶状態へと追いやれる。初段がかかと落としのため、攻撃を回避しながら決められることも。ダウン中の相手にヒットする性質も持つため、打撃+ジャンプのスライディングで転ばせてから出せば連続攻撃になる。

 ・エネルギー砲
 ベーシックな性能の飛び道具。離れた場所から狙いたい。

 ・気円斬
クリリンの気円斬と同様に障害物貫通、ガード不能、横方向へのホーミング性能が高い。

 ・気力回復キッス
 ハートを対象に付け、気力回復速度を倍加させる代わりに自分への攻撃を防げる人造人間18号の最も特徴的な技。技を決めた相手が人造人間18号に攻撃しようとするとハートが割れてしばらく行動不能になる。通常時はもちろんだが、2位以上になって逃げ切りたい場合に下位に決めるのも効果的。

■ トランクス

 抜刀時は打撃攻撃が全て範囲+ガード不能になるトランクス。剣をしまっていると他のキャラクターのように打撃での攻撃になる。剣は強力だが、抜刀時にガードを続けると剣が折れてしまうため、剣の使い方が勝利の鍵を握る。

 ・必殺技
  シャイニングソード ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  バーニングアタック 気弾+打撃+ジャンプ
  ヒートドームアタック ↓+気弾+打撃+ジャンプ
  剣を出す/剣をしまう ←+気弾+打撃+ジャンプ

 ・シャイニングソード
 少し前進してから繰り出す近距離用の乱舞攻撃。近距離で一気にダメージを与えたい場合はこの技で。

 ・バーニングアタック
 納刀状態だと発動時の隙が少なくなる遠距離用の範囲攻撃。

 ・ヒートドームアタック
 判定の大きいエネルギー波。打撃+ジャンプで敵を打ち上げてから出せば連続して決められる。

■ セル

 初期状態(パーフェクト状態)では高性能だが、攻撃をミスし続けると「ちくしょおお!状態」となり、弱体化してしまうという、プレーヤーを選ぶキャラクター。「ちくしょおお!状態」は特定の必殺技を決めることなどで回復できる。

 ・必殺技
  パーフェクトコンビネーション ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  かめはめ波 気弾+打撃+ジャンプ
  パーフェクトバリヤー ↓+気弾+打撃+ジャンプ
  自爆発動 ←+気弾+打撃+ジャンプ

 ・パーフェクトコンビネーション
 近距離用の乱舞攻撃。「ちくしょおお!状態」で全ての攻撃を決めれば「パーフェクト状態」へと戻ることができる。

 ・かめはめ波
 孫悟空と同様にタメでの性能アップ、タメ中のターゲット切り替えが可能な飛び道具。

 ・パーフェクトバリヤー
 周囲にバリヤーを張り、敵を押し出す防御技。発動後の隙は大きいが、発動してから効果が切れるまで数秒あるので、最後の逃げ切りなどでは特に有効。

 ・自爆発動
 「ちくしょおお!状態」でのみ繰り出せる自爆技。発動するとカウントダウンが始まり、カウントが0になると爆発する点は人造人間16号と同じながら、発動後自身が動けなくなり、攻撃を受けると即爆発するという性質を持つ。発動後動けない分、人造人間16号よりも自爆に巻き込みにくいが、攻撃を受けると即爆発する性質を活かし、戦闘を繰り広げている敵の側で使えば巻き込みやすい。

■ ナッパ

 近寄った対象にダメージを与える地雷式サイバイマンをステージに埋められるナッパ。邪魔されずに、罠にかかってくれる位置に地雷式サイバイマンを埋められるかがポイント。何気に他の必殺技も使いやすいものが揃っている。 腕時計

 ・必殺技
  クン ↑+気弾+打撃+ジャンプ
  カパッ 気弾+打撃+ジャンプ
  ピッ ↓+気弾+打撃+ジャンプ
  地雷式サイバイマン ←+気弾+打撃+ジャンプ

 ・クン
 ターゲットの周囲を丸ごと爆破する範囲攻撃。ダメージはそれほど高くないが、遠くでじっとしている相手や元気玉準備など効果を発揮するまでに時間のかかる必殺技を中断させるのに活躍する。

 ・カパッ
 発動までに時間を要するが、威力の高い飛び道具。直接的な攻撃の必殺技としてはナッパの中では最大威力を誇る。

 ・ピッ
 地上に炎の壁を作る技。炎の壁は一定時間継続し、触れた相手はダメージを受ける。ナッパ自身は炎の中にいてもダメージを受けないため、炎の中に逃げ込むという使い方もある。

 ・地雷式サイバイマン
 近寄った対象に飛びつき、自爆してダメージを与える地雷式サイバイマンをステージに埋める技。埋め終わるまでには多少時間がかかるので状況を見ながら設置したい。設置できる数は6で、仙豆で復活した場合、それまでに設置した数に関係なく、設置数が6に回復する。なお、接触しなくても「かめはめ波」などにも反応して自爆する。

 キャラクター毎に大きな違いがあるので、どのキャラクターにするか決めかねているなら、それぞのキャラクターを触ってみて決めるといいだろう。お試しプレイには多少ゆとりを持ってプレイできるCPU戦がオススメ。

■ 対応タイトル全てがたった1枚でまかなえるバナパスポートカード!サイトに登録すれば、別カードへの引継ぎができるので、紛失時も安心!

 バナパスポートカード対応タイトル第1弾の本作。もはやアーケードゲームでは当たり前のように使われるようになったカードシステムだが、バナパスポートカードならではの特徴がいくつかある。

 ・1枚のパナパスポートカードで対応タイトルが全てがプレイできる! カードの代わりにおサイフケータイ対応端末を使うことも可能!

 これまでのバンダイナムコゲームスのカード対応タイトルでは、タイトル毎にカードを作る必要がある。しかし、バナパスポートカード対応タイトルであれば、バナパスポートカードが1枚あればOK。これはタイトルだけでなく、キャラクター別にカードを作る必要がないことも意味している。本作でもそうだが、複数のキャラクターを使うプレーヤーであっても1枚のパナパスポートカードで済むのが嬉しい。

 既にバナパスポートカード対応タイトルとして、「鉄拳タッグトーナメント2」、「機動戦士ガンダム 戦場の絆」(Rev.3から対応)が発表されている。バンダイナムコゲームスだけでなく、株式会社セガのカードシステム「Aime」(アイミー)との相互使用も可能になる(開始時期は未定)。

 また、本サービスは、おサイフケータイに対応した携帯電話やスマートフォンをカードの代わりとして使用することもできる。おサイフケータイ対応端末を持っていればカードすら必要ないわけだ。

 ・使用回数制限なし!サイトへ登録すれば安心のサービスも受けられる!

 バナパスポートカードには従来のカードのような使用回数制限がないので、一度購入すれば買い替えは不要。詳細は不明だが、従来のカードではカードへの書き込みが必要なことから使用回数制限があったのだろうが、バナパスポートカードではサーバーからデータをダウンロードしてくるのみで、書き込みがないため、使用回数制限がなくなったと思われる。

 さらにカードを専用サイトに登録すれば、他の新規カードやおサイフケータイ対応端末へのデータ引継ぎ、紛失時に他人に使われないように一時停止するといった、カードやおサイフケータイ対応端末を紛失、破損してしまった場合でも安心のサービスが受けられる。 ロレックス

 ・非接触式のカードリーダーでより使いやすく!カードの抜き忘れも発生しない!

 これまでのカード対応タイトルではゲーム開始時にカードをカードリーダーに差し込み、終了時にカードを抜く必要があったため、カードを抜き忘れてしまうケースが発生したが、バナパスポートカードでは、ゲーム開始時にのみカードやおサイフケータイ対応端末をカードリーダーにかざせばOKなので抜き忘れることがなくなった。非接触のため、カードリーダーが故障しにくい点でも優れている。

※おサイフケータイ対応機種でも、一部非対応の機種があります。詳細は公式サイトを参照ください。

■ 最後に日本チップ

 1人、2人とプレイする人数が違っていても平等に全国通信対戦が楽しめ、近い力量の相手と対戦できるのが嬉しい本作。ボタン数が5つと多めではあるが、比較的簡単な操作で遊べる。とはいえ、ゲーム自体はそう簡単なものではない。遮蔽物を活かすにステージ構成を把握する必要があり、画面の情報量が多く、状況が激しく変化するため、柔軟な思考と的確な操作テクニックがなければ勝ち続けることはできないだろう。

 1人でプレイする場合と2人でプレイする場合では戦術が異なる点も面白い。プレーヤーたちがどのような2人ならではの戦術やキャラクターの組み合わせを考案していくのかにも注目していきたい。バージョンアップでどのように調整され、どんなキャラクターが追加されるのかに気になるところだ。

 バナパスポートカード対応タイトル第1弾であるため、バナパスポートカードがどのようなものか気にかけている方も多いことだろう。さらなる対応タイトルの発表、サービスの拡充によって今後どのようなサービスが展開されるかも見逃せない。アジアチップ